代表者ごあいさつ

　私が初めて音楽を教えたのは大学を卒業してすぐに、ある楽器店が幼稚園の午後の空き時間をお借りして開設していたヤマハ音楽教室でピアノを教えるということでした。当時の生徒は幼稚園児から小学校低学年が大半を占めていました。それまでひたすら自分の世界にいたので社会経験もなく、音楽を教えるというより興味を音楽に向けるためにさんざん苦労しました。絵を描いたり、リズム遊びをしたり、前もって様々な準備をして教室に行きましたが、音楽の決まり事ををわかりやすく教えるためにしていたお絵かきを「遊ばないでください」と横で見ていたお母さまに一喝されたこともありました。その後、個人教室、楽器店内の教室など様々な場所で教えましたが、その時の苦労した教材作りがその後の出版物のルーツになります。そして自宅で教室を開設したのが1980年です。その頃から学校でも音大受験指導をしていましたので、毎日が音楽指導という生活になりました。そしてその指導内容がどんどん多彩になり、音楽理論を教えたり、また作編曲の仕事もするようになりました。そこで巡り合った出版社が私の教材を見て「出版しましょう」、ということになったのです。私のプロフィールの一端です。

更に詳細は講師紹介の欄に書いてあります。よろしければご覧ください。